「清原に帰る場所はない！」熊コミッショナー プロ野球界記録“全抹消”へ

　日本プロ野球機構(NPB)も、清原逮捕に関連して、“処罰準備”を進めていることが分かった。
　「熊勝彦コミッショナー(74)は、東京地検特捜部長も歴任した方です。清原の逮捕に関する情報も事前に掴んでいたようですね。コミッショナーと同事務局員が気にしているのは、彼がいつからクスリに手を染めたかです」(球界関係者)

　清原の逮捕以降、スポーツ新聞は“シャブ一色”。長期に及ぶ常習性を確信させるような内容ばかりであり、プロ野球各球団は口を揃えて、「セ・リーグは全員40代の指揮官となり、明るい話題に向かっていくはずだったのに…」と嘆く。
　「今後、清原は裁判を受けますが、初犯なので執行猶予付きの刑になるとの見方が強い」(スポーツ紙記者)

　だが、プロ野球界に「帰る場所」はない。NPBの憤りは想像以上に激しかった。
　「裁判で明らかになっていくでしょうが、熊コミッショナーとNPB事務局が問題視しているのは、現役時代からの常習性です。
現役時代からクスリに手を染めていたとなれば、“それ相応の処罰”を下さないと…」(前出・球界関係者)
　それ相応の処罰とは、清原の“全記録の抹消”だ。

　「巨人時代の'06年からクリスに手を出していた」
　これは当時の同僚で、覚醒剤で有罪判決を受けた野村貴仁氏が証言したもの。

「その当時から捜査線上に清原の名前があった」と各メディアも伝えているが、もし本当なら、通算安打数2122本、本塁打525本(歴代5位)などの輝かしい記録も「クスリの力を使って打った」という疑惑の対象となる。

青少年への影響も大きい。また、NPBは昨秋の野球賭博事件を受け、あらゆる疑惑の払拭、イメージ回復に努めてきた。

http://wjn.jp/sp/article/detail/7323707/